この記事でお伝えすること
・ 家事を一人でやることはブラック企業と変わらない
・ 家事はママの仕事という考え方はもう古い
・ パパに積極的に家事をしてもらう方法
・ 夫婦で家事を分担すると家庭が明るくなる
家事ってどうしてもママの負担が増えてしまいがちですよね。
「今日も家事をしてたら一日終わっちゃった」
「仕事から帰ってきて家事をやるのはさすがにきついな」
…と考えたことがあるママは多いのではないでしょうか?
この記事では
普段一人で家事を頑張っているママを楽にするための、パパがやるべき家事についてお伝えしていきます。
この記事を読めば、パパが積極的に家事をやってくれるようになりますよ!
毎日一人で家事を頑張っているママと何もしていないと感じるパパはぜひ読み進めてくださいね。
目次
家事を一人でやることはブラック企業と同じ
この一言がきっかけで、ケンカになったことがある人も多いはずです。
共働きが当たり前になったいま、家事を奥さん一人でやるには無理があります。
子育てしながらと考えるとなおさらです。
ちなみに、共働き世帯の1日当たりの平均家事時間は、
- 男性 : 14分
- 女性 : 180分
と3時間弱も差があります。
無賃労働で3時間働くとしたら、その会社はブラック企業と言われます。
家事だとそれが許されるというのも変な話ですよね。
家事を二人で分担していくために、まずは家事にどんなことがあるかを説明します。
家事ってどんなことがあるの
家事にはどんなものがあるかをまずは確認しましょう。
主な家事9選
- 食事
- 洗濯
- 掃除
- 片付け
- 家計管理
- 家のメンテナンス
- 育児、介護
- 親族との付き合い
- 近隣、自治会の付き合い
実際は、もっと細かい家事もたくさんあります。
例えば、洗った食器の裏側にたまった水を拭いたり、ゴミ出しをした後にゴミ袋をセットしたりするのも細かい家事にあたります。
これを『名もなき家事』といいます。
こういった細かい家事は、やっていない人は気付きづらく、また、作業の大変さを理解してもらえないことが多いので、その状況がさらにストレスが増してしまいます。
なぜパパは家事をやろうとしない人が多いのか
パパが家事をやらない理由は、
- 口出しされる
- 自分の時間が欲しい
- 家事をするのは女性の仕事
- 頑張ったってお金にならない
- 男が家事をするのはかっこ悪い
- どうせ手伝っても文句を言われる
といったことがあります。
不思議なことに、自分が家事をやらなすぎだと思っている割合が日本の男性は世界第一位なんです。
家事はママの仕事という考えはもう古い
共働きが当たり前になってきた現代では、家事はママの仕事という考えは古くなってきています。
家に帰ってくる時間が、どちらも遅ければなおさらです。
とはいえ、先ほどパパが家事をやらない理由でもあったように、男性が家事をするのはかっこ悪いと思っている人がまだまだ多いのも事実です。
まずは、家事は二人でやるものという意識を持つことが大切です。
その気持ちは分かります。
でも、奥さんも働いていれば同じことです。
家事を分担して、二人でゆっくりする時間をつくることも、夫婦円満につながります。
共働きしていたら分担は当たり前
家事をきれいに分担してできるのが理想ですが、帰る時間が遅くなってしまったりすることもあります。
その日に必ずやらなくてはいけないことを二人が把握しているのが理想です。
とはいえ、今まで家事を何もやってこなかったパパが、いきなりできるようにはなりません。
まずはどんな家事があるかを伝えることから始めると良いです!
パパとママは対等な関係が一番良い
こんな気持ちになることもあると思います。
普段から家事をやっていて、ママが今日はいいよと言ってくれるのであれば何の問題ありません。
そういった気持ちは無いでしょうか。
この気持ちがある人は、ママよりも自分の方が偉いと思っている証拠です。
それぞれの言い分や要望は間違いなくあります。
しかし、ここでの歩み寄りが家事分担をうまく進めるために最も大切なことです。
ママも家事が全部得意なわけじゃない
家事は女性がやることが多かったですが、女性がすべての家事が得意かと言われればそれは大きな勘違いです。
実家に住んでた人は、これまでやってこなかった家事もあるはずです。
そういう意味では、ママもパパもスタートラインは変わりません。
要は家事をやろうとするかしないかの、気持ちだけの問題なんです。
家事が苦手な人だっている
家事が苦手だと思ってしまう理由には、
- 段取りがうまくいかない
- 頑張ってもだれも褒めてくれない
- ちゃんとやらなきゃと思ってしまう
- どこまでやればいいか分からない
こんなことが挙げられます。
結婚して初めて料理をした、そんな人も多いと思います。
ママはこうやって分からないながらも、手探りで家事をやってくれていることにパパは感謝しましょう。
家事はどこまでやればいいといった基準がありません。
お金ももらわずに、やりたくないことをやっているママは凄いですよね!
パパに家事をやってもらう方法
共働きであれば、家に帰る時間にはさほど差がないでしょう。
そういった状態でもパパが家事を積極的にやる家庭は少ないのが実情です。
ここでパパに文句を言うこともできますが、受け取り方によっては夫婦の関係に亀裂が入ってしまう可能性もあります。
家事をパパにやってもらうには、うまく転がすことが必要です。
男性は女性に比べて精神年齢が低い人が多い傾向にあります。
子どもっぽいパパの特徴として、
- 座ってできる作業しかやらない。
- すぐに甘えてくるかまってちゃん
- お母さんが大好き
- 自分らしさばかりをアピールする
があります。
パパに家事をやってもらうにはどんな方法があるかを紹介します!
パパに家事をやってもらう5つの方法
- 感謝を言葉にして伝える
- 出来ることをやらせてみる
- 他の人と比べない
- 楽な家事を覚えてもらう
- 家事ができることをかっこいいとと思わせる
まずはママもがまんして、パパを教育することから始めましょう!
それぞれの方法を説明していきます。
感謝を言葉にして伝える
パパが家事をやったら褒めてみてください。
今まで家事をやっても当たり前だと思われていたのに、ちょっと家事を手伝ったパパに感謝をするのは複雑ですよね。
でも、ここで感謝を伝えると、家事をやれば褒めてもらえると思わせることができます。
そうすることで、
- 自分から家事をやるようになる
- ママがやってる家事に対して感謝する
といった、2つのメリットが生まれます!
ちょっとした会話のきっかけにもなるので、夫婦の雰囲気も良くなること間違いなしです。
出来ることからやらせてみる
いきなり大変な家事や難しい家事をやらせてしまうと、家事は面倒なこと、難しいことと悪い印象が残ってしまいます。
今までどんな大変な家事でもやっていたママは言いたいこともあると思いますが、ここはガマンです。
まずは、パパにこれならできると思わせることが重要です。
気持ちよく家事をしてくれたパパに、”助かったよ”と一言を加えるとさらに効果的です。
一つだけでも自信をもって取り組むようになると、できることを自分から探すようになります。
家事ができることをかっこいいとと理解させる
男が家事をするのはかっこ悪いと思っている人はまだまだ多いです。
しかし、世間では料理が得意な料理男子がかっこいいといわれる時代です!
料理や家事ができるパパはかっこいいと話すと気持ちが前向きになるに違いありません。
ただし、ここで注意が必要なことは、絶対に有名人やお友達のパパを引き合いに出して比べないことです。
人は相手よりも劣っていると言われてしまうと、途端にやる気がなくなってしまいます。
話し方ひとつで良くも悪くもなるので、”料理ができるとかっこいい”など、誰も引き合いに出さずに、パパに対してこれができると良いなと伝えることが大切です。
楽な家事を覚えてもらう
家事をやらない理由として、やっぱり面倒というのが根強く残っています。
でも、今は簡単に家事をする方法はいくらでもあります。
その中でもパパでもできる簡単な方法を紹介します。
パパでも簡単に家事ができる4つのコツ
- 便利家電を使う
- 仕事帰りにまとめて買い物
- ネットで簡単に料理をつくれるキットを購入
- ついで掃除を習慣化する
便利家電を使う
いまはたくさんの便利家電があります。
今回は料理と掃除の2つの便利家電を紹介します。
料理を簡単にしてくれる家電として、電気圧力鍋がオススメです。
電気圧力鍋は、
- 油を使わない
- 時短かつ省エネ
- 熱に弱い食材の栄養も逃がさない
など、種類によって様々な特徴を持っています。
普段料理をしない人でも、簡単に美味しい料理ができるのがオススメポイントです。
予約調理も出来るので、料理ができるまでの時間で他の家事もこなせます。
掃除にはコードレス掃除機を使いましょう。
コードレス掃除機があれば、ちょっとしたゴミが落ちていた時もすぐに掃除機をかけようと思います。
1日のうち10分もない作業ですが、おっくうになりやすい作業なので、必須の家電です。
広い家であればルンバも使えるかもしれませんが、一般的な家庭であればコードレス掃除機のほうが簡単にきれいになります。
仕事帰りにまとめて買い物
ママの意見として、まとめ買いしたいけど重くなるからたくさん買えないといった悩みを良く耳にします。
そんな時にパパが活躍する出番があります。
余計なものを買ったり、買うものを間違えてしまうと、買い物をしてもママに怒られてしまうかもしれません。
二人で何を買うかを事前に共有しておくと良いです。
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誰でもできるキットやすぐ食べられる食材をネットで購入
一から料理をするのは難しいですが、いまは簡単に料理ができるミールキットがあります。
ミールキットは包丁を使わずに出来るものもあり、作り方もしっかり書いてあるので、普段料理をしないパパでも簡単に料理ができます。
ゴミもあまり出ないので、結局ママの手間がかかるといったことも少ないのもメリットですね。
朝を食べたいけど料理をする時間がない人には、冷凍パンもおすすめです。
普段の朝食とは違うちょっとおしゃれなご飯になるので試してみてはいかがでしょう。
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ついで掃除を習慣化する
掃除をやろうと意気込んで掃除を始めようとするとなかなか重い腰が上がりません。
結局なにもやらなかったとならないためについで掃除をやってみましょう。
ついで掃除には、
- 歯を磨ったらついでに洗面台を拭く
- トイレを使ったらついでに便座を拭く
- 料理をしたらついでにコンロも拭く
- カーペットに座ったついでにコロコロをかける
こんなものがあります。
これだったら簡単に出来そうですね!
夫婦で家事を分担して明るい家庭に
今回はパパに積極的に家事に参加してもらう方法を紹介してきました。
パパに家事をやってもらう5つの方法
- 感謝を言葉にして伝える
- 出来ることをやらせてみる
- 他の人と比べない
- 楽な家事を覚えてもらう
- 家事ができることをかっこいいと思わせる
家事には無限の種類があり、どこまでやっても終わりがありません。
そんな家事をいつも頑張ってくれるママに感謝するだけでなく、夫婦二人で分担することが大切です!
二人の会話も増えますし、感謝する機会も増えていきます。
夫婦が笑顔でいるためには、
- お互いが感謝する
- 完璧じゃなくほどほどでいい
- やってくれることを当たり前だと思わない
- 気付いた方がついでにやる
この4つのポイントを意識してみましょう。